漢方だから、できることがある。
漢方って何だろう。私の悩みも解決できるのかな。そんな女性の方向けのページです。まずは漢方についての簡単な基礎知識について知っていただき、さらに私たちの薬局とクリニックについてもご紹介しております。
漢方について
漢方は、薬草などを使った東洋医学のお薬であることは、多くの方がご存知かと思います。その本質は「体質改善」にあり、症状を抑えたり患部に直接作用したりするのではなく、身体全体の状態を改善することで、本来持っている免疫力や新陳代謝を高めることを狙います。そのため即効性はありませんが、根本的に不調の原因を改善し、薬に頼らない生活を促進します。
漢方についてのよくある誤解
症状に対して出すものではなく、個人の身体に対して出すものです。
全く同じ症状でも、性別や年齢が変われば、お出しする漢方の種類は変わります。インターネットやテレビなどの情報を参考にしていただくのは構いませんが、同じ症状だからといって同じ漢方が最適とは限らないということもご承知いただければと思います。また、同様の理由で、漢方を他の方にお譲りすることもお勧めできません。
副作用はゼロではありませんが、その影響がないようお出しします。
漢方は副作用が全くないというイメージをお持ちの方が多いようですが、実際には副作用はあります。ただし、私たちは漢方についての専門的な知識と経験に基づき、その影響がないような種類や組み合わせでお出ししていますので、ご安心ください。
通常の病院診療やお薬と併用していただけます。
私たちは西洋医学を否定しているわけではありません。西洋医学と東洋医学は根本的に考え方が異なる学問ですので、双方の良いところを取り入れていただければと思っております。病院に通ったり通常のお薬を飲んだりしながら、それでは足りないところを補うために漢方を上手く活用している方もたくさんいらっしゃいます。
「生命力を引き上げる」という考え方
私たちの身体には、新陳代謝や免疫力など、身体の健康な状態に保つための機能が備わっています。しかし、年齢や生活習慣やストレスなどが原因で、その力が衰えてしまうことがあります。その状態を「未病」と呼んでいますが、未病のまま放置しておくと、やがて具体的な症状が現れる「病気」を発症してしまいます。漢方は身体そのものの状態を整えることで、生命力を引き上げることを目指します。毎日酷使している身体へのケアとして、気軽に漢方を取り入れてみてください。
薬局とクリニックの違い
漢方專門の薬局と、漢方診療を行うクリニックを併設しています。薬局には薬剤師がおり、漢方を販売していますので、お悩みや目的をお話ししながら気軽に漢方をご購入いただくことができ、ご希望の方には通信販売もしております。
一方、クリニックには国家資格を持った医師がおり、お腹や舌を診察し、最適な漢方を処方しています。がんなどの難病や奇病を抱えている方、しっかりと医師の診療を受けたい方などはクリニックをご利用いただくこがほとんどですが、まずは漢方というものを生活の中に取り入れてみたいという方は、お気軽に薬局へご相談ください。もちろん薬局での相談料は頂いておりません。
診療の流れ
クリニックで、東洋医学に基づく診療を。
漢方内科養神堂クリニックでは、医師が東洋医学に基づく診療を実施しています。その方法はいわゆる通常の病院で行うものとは大きく異なり、症状の確認というよりは身体全体の状態を把握するのが目的となります。その上で、身体そのものを改善するための漢方を処方させていただきます。
ご予約
当クリニックは完全予約制です。事前のご予約をお願いいたします。
視診、問診
患者さんの様子を見る「視診」や、話を伺う「問診」を実施します。初診時はおよそ1時間程度、しっかりと時間をかけて患者さんの身体の状態や生活スタイルなどを把握していきます。
脈診、腹診、舌診
身体の状態を性格に把握するため、脈を確認する「脈診」やお腹の状態を確認する「腹診」、そして舌の色を確認する「舌診」などを実施します。
ご説明
漢方とはそもそもどのようなものなのか、今の身体がどのような状態にあり、お出しする漢方によって何を目指すのかなどを丁寧にご説明させていただきます。
漢方の処方
クリニックでお出しする漢方は、オーダーメイドで一人ひとり異なります。また、症状に対して出すお薬が決まるというわけではありませんので、同じ患者さんでも季節が変われば漢方薬も変わっていくことがあります。
